研究自体の挑戦は避けられませんが、研究環境や人間関係など周辺要素については快適さを重視しています。人の価値観は過去の影響を強く受けますし行動にも現れます。これまでの研究等のエピソードは挫折も含めてConnecting the dotsに拙文ですが掲載していますので、まずは一度全てお読みいただき、清水がどのような考えの人なのか、ご自身と価値観のずれがないかをご確認ください。
なぜこれほど「本気の下積み」を重視するのか。それは、ここから10年以内が”Dreamtime”であり、個人のキャリア形成において他に類を見ないほど重要な期間だからです。「本気の下積み」を経て得られる圧倒的な経験値や圧倒的なポテンシャルはもちろんのこと、清水研で博士号を取得した研究者は海外に行ってもいきなりスターポスドクです (清水は米国Harvard Medical SchoolやMITに留学していたので世界のトップレベルがどういうものかは分かっています)。圧倒的に広い学問領域を系統的に学び、もちろん自身の研究テーマにも圧倒的に取り組むから圧倒的な成果を出せるという、実にシンプルな理屈です。
制度および清水研に関するご案内です。まず制度について。修士課程を希望する方は大学院1年目の最初の学会 (12月) までは特に集中的な自己投資が必要です。入学直後の4月〜12月までの期間にアルバイトや就活等のため一定の休みがほしいという方はあらかじめお知らせください (入学後にはじめて申告するのは公平性の観点から認められません。なお生活もあるわけですから土日に少しアルバイト等をしてわずかでもその助けとしたいというのは妨げません)。詳しくは修士課程向けのこちらのページ「お願い2」をご覧ください。また、医療従事者で、博士課程を希望する方はこちらのページをお読みください。次に清水研について。研究室選びは研究者人生を左右する大切な決断です。互いに理解を深め、最適な選択をしていただくため、以下の資料をご一読いただければ幸いです。時間はかかりますが、よりよい判断のための大切な情報となります。清水の過去を振り返ったConnecting the dots、私たちの挑戦、生命医科学研究の将来・未来、清水研の教育ポリシー、研究ポリシー、研究者を目指す方のキャリアガイドの該当項目 (修士課程 or 博士課程)、戦略的大学院生活のすゝめ、研究者に向く人向かない人、短期でラボを離れた理由、および大学院生受け入れ必須条件とQ&Aを読んだ旨をお書きください。