このページでは当研究室メンバーの研究発表に対していただいた賞と、受賞者本人からのメッセージをまとめています。

2025年度

伊東 巧さん (3期生、博士1年) が日本バイオインフォマティクス学会 2025年大会において後藤修賞(最優秀ハイライトトラック賞)を受賞しました

この度、2025年日本バイオインフォマティクス学会年会にて、後藤修賞(最優秀ハイライトトラック)を受賞いたしました。このような名誉ある賞をいただき、大変光栄に思います。

今回は、学部生時代から取り組んできた研究について発表する機会をいただきました。口頭発表は学部生時代に続いて2回目でしたが、前回が研究初期段階での3分間の発表だったのに対し、今回は論文投稿を控えた内容について17分間という時間をいただき、より深く研究内容をお伝えする必要がありました。詳細でありながら聴衆を飽きさせないストーリー性をどう作るか、そして、学会のメインストリームとは少し異なる分野の研究をいかに分かりやすく説明するかが、私にとっての大きな課題でした。

今振り返ると、最初に研究室内でリハーサルをした段階では、研究の内容や面白さが全く伝わらない発表だったと思います。そこから、研究室の皆さんにスライド1枚1枚まで丁寧にコメントをいただきながら修正を繰り返す中で、発表は少しずつ形になっていきました。どのようなストーリーで語れば面白さが伝わるか、どんな表現を使えば理解してもらえるかを考え抜いた経験は、自身の研究を俯瞰的に捉える力とプレゼンテーション能力を大きく成長させてくれたと感じています。

当日は幸いにも多くの方に発表を聞いていただくことができ、素晴らしい発表が数多くある中で最優秀賞に選んでいただけたことは、自分の実力以上とは思いつつも、大変嬉しく、大きな励みになりました。

この受賞を糧に、今後も研究に励み、その成果を分かりやすく、面白く発表できるよう、工夫を重ねていきたいと思います。

最後に、本学会の発表準備に大変親身に付き合ってくださった研究室の皆様に、心より感謝申し上げます。

鈴岡 拓也さん (2期生、博士2年) が日本バイオインフォマティクス学会 2025年大会において後藤修賞(最優秀ポスター賞)を受賞しました

この度日本バイオインフォマティクス学会年会において後藤修 (最優秀ポスター発表) 賞をいただきました。数多くの優れたポスター発表の中から、私の発表が選ばれたことを大変光栄に思います。当日は多くの方にポスターへ足を運んでいただき、様々な分野の専門家と活発な議論を交わすことができました。この度の受賞は、日頃から熱心にご指導くださる清水先生をはじめ、研究室の皆様の温かいご支援の賜物です。深く感謝申し上げます。今回の成果と皆様からの激励を糧に、さらに研究に邁進する所存です。

中西 一貴さん (3期生、博士1年) が日本バイオインフォマティクス学会 2025年大会において優秀ポスター発表賞を受賞しました

この度、IIMBP2025において優秀ポスター発表賞をいただくことができました。170を越えるポスターの中からこのような賞に選出いただき、大変光栄に思います。今回の発表では、ただポスターに記載されている内容を話すだけでなく、研究の背景、現在地、将来的な展望といった研究の「文脈」を極力丁寧に伝えるという課題意識を持って参加しました。ポスターの設置場所の甲斐もあってかとても多くの方に参加いただき、大変有意義なディスカッションをさせていただくことができました。改めまして、この度はこのような機会をいただきありがとうございました。また新たな成果を発表できるよう精進していきたいと思います。

藤原 嵩士さん (3期生、博士1年) が日本バイオインフォマティクス学会 2025年大会において優秀ポスター発表賞を受賞しました

この度、9/3~5に開催されたバイオインフォマティクス学会 (IIBMP) にて優秀ポスター賞を受賞させて頂きました。日本最先端のバイオインフォマティクス研究の中から、このような名誉ある賞を頂けて非常に光栄に思っております。今回ポスター発表では、学生や企業の方など多くの方に足を運んで頂きました。170以上のポスターがある中、非常に多くの方々が自分のポスターに興味を示して下さり、多くの質問や研究のアイデアを頂いて、私も非常に勉強になった学会発表経験でした。ただ一つ反省点を挙げるのであれば、ポスターの図表など、レイアウトにまだまだ改善点はあるなと思いました。具体的には、自分が提案している研究アイデアを一発で示すことのできるわかりやすいアイコンなどを作成することで、聴衆に自分の研究を印象付けることができれば、より研究の概要を説明しやすくなり、良い発表にできたのではないかと考えています。今回の学会発表でご指摘して頂いた点や改めて考え直した点などをこれからの私の研究に取り入れ、さらに良い研究に昇華させていこうとモチベーションが高まりました。最後になりますが、貴重な経験をさせて頂いたこと、この場を借りて御礼申し上げます。清水先生含め研究室のメンバーの皆様、ありがとうございました。

鈴木 崇英さん (3期生、博士1年) が日本バイオインフォマティクス学会 2025年大会において優秀ポスター発表賞を受賞しました

この度、2025年日本バイオインフォマティクス学会年会・第13回生命医薬情報学連合大会(IIBMP2025)において、優秀ポスター発表賞をいただくことができました。研究を始めてから半年ほどでの初めての学会発表ということで、未熟な点ばかりであったかとは思いますが、多くの方が発表を聞いてくださり、温かいお言葉と今後につながる多くのコメントやアドバイスをいただけたことで今回の学会は非常に実りあるものでした。多くの素晴らしい発表の中から私の発表が優秀ポスター賞に選ばれたことに驚きを覚えつつも、大変光栄に思っております。今後はさらに研究を進めていけるよう精進を重ねていきます。

2024年度

大谷悠喜さん (1期生、修士2年) がTMDU大学院リトリートにおいてリトリート賞を受賞しました

この度、TMDU大学院リトリートにおいてリトリート賞をいただきました。数多くの素晴らしい発表の中から、私の発表がリトリート賞に採択されたこと、大変光栄に思います。今回の発表は、オーディエンスの先生方のバックグラウンドが非常に多彩でした。AIも微生物も感染症も専門でない先生方にどうやったら自分の研究が伝えられるかを考え、発表しました。発表後も多彩な分野の方がポスターに立ち寄っていただけたので、目標は達成できたのかな。と振り返っています。反省点としては、いただいた質問に対して、ダラダラと答えてしまったところです。より的確に簡潔に答えることが今後の目標です。幅広い専門の先生とのディスカッションは新たな視点を得ることができました。ありがとうございました。今後も精進いたします。

大田航平さん (1期生、修士2年) がTMDU大学院リトリートにおいてポスター賞を受賞しました

この度、TMDU大学院リトリートにおいてポスター賞をいただくことができました。今回のリトリートは東京医科歯科大学の全大学院生が対象であったため、臨床救急医学から細胞周期制御まで、様々な分野の研究発表を聞くことができ非常に充実した時間でした。数多くの素晴らしい発表の中からポスター賞に採択されたことを光栄に思います。しかし、個人的には反省点が多く残る発表でした。非常に多くの方に発表を聞きに来ていただいたものの、自分が声を十分に張れていなかったため、オーディエンス全員に内容を伝えることができていなかったと思います。今回の経験から学んだことを活かし、プレゼンテーション力に磨きをかけたい所存です。

2023年度

大谷悠喜さん (1期生、修士1年) が分子生物学会において優秀発表賞を受賞しました

この度、日本分子生物学会のサイエンスピッチで優秀発表賞をいただくことができました。私自身学会で (ポスターを含め) 発表したのは初めてで、右も左もわからない中での発表でした。賞をいただけたことももちろん嬉しいですが、研究室のメンバー以外の先生方の前で発表するということ自体が貴重な経験でした。準備期間に自分の研究の話を聞いてもらう、知ってもらうためにはどうしたらいいのかということを自問自答しました。これが、結構大変でした。トークおよびスライドについて、コメント・修正をいただきました、研究室のメンバーに感謝いたします。ビギナーズラックだったね。と言われないよう、今後とも精進していきます。