最近、ちらほらと人事・採用担当の方からご連絡やご質問をいただくようになりましたので、私の考え方を明示させていただきます。

全国 (あるいは海外) から適任者を探している方へ

研究機関や企業で新しく採用を考えている方がいらっしゃれば、具体的な条件 (研究分野 他) を教えていただければ適任と思われる方がもしいれば全国から数名推薦させていただくことができるかもしれません。これまでも、このPIポストにふさわしいピックアップ候補はいないかというお問い合わせを何回かいただきましたし、応募してきたXX先生はどのような人物でしょうかというお問い合わせをいただいたこともあります。必ずしもお力添えできるとは限らないのが心苦しいところですが、お気軽にご相談ください。

当分野のメンバー・学生に打診したい方へ

最近はありがたいことに当教室のメンバー・学生でいい方はいないかというお問い合わせが少しずつ増えています。教員・ポスドクについては現在の役職より上の役職でオファーいただくのはとても光栄なことでありますので、最終的にはもちろん本人の意向が全てですが、私としては大変ありがたく思っております。しばしば優秀なメンバーを引き抜かれた先生と引き抜いた側の関係が悪化する事例を見聞きしますが、当教室においてはそのようなことはありません。また、学生へのオファーも大変ありがたいお話です。当教室では非常に広範囲の専門的な教育をしておりますし、修士の1年から科研費のグラント申請レベルの計画書を自分ひとりで立案できるよう訓練をしておりますので、博士号取得レベルの学生であれば貴研究室・御社での研究にもすぐ適用できるかと思います。もしふさわしい人物がおりましたら、前向きにご検討ください。

清水に打診したい方へ

ご縁あって本学に赴任して参りましたが、それまでさまざまな研究機関を経てきましたし、私の師匠である中山敬一先生はまだ定年 (65才) 前にもかかわらず61才になって別の大学に移籍しました。そういう文化で教育を受けておりますので、独立させていただいた本学が一番最後の場所だとは必ずしも思っておりません。大学・研究機関・企業の方で、もし清水に声をかけたいという方がいらっしゃいましたら、諸条件 (たとえば研究環境) によって前向きに検討させていただきます。専任だけでなくクロアポや客員ポスト、社外アドバイザーなど、多様な形態が可能性としてはありうるかと思います。