生命情報科学若手の会第16回年会 (2024) 参加報告

この度2024年9月14~16日に生命情報科学若手の会第16回年会に参加してきたのでその報告をさせていただきます。

生命情報科学若手の会とは生命情報科学関連の研究をする若手研究者や学生を中心に2009年に設立された団体であり、今回の年会も協賛の募集から当日の運営まで、全て学部生〜博士研究員からなる運営メンバーの方々によって行われていました。

企画は約30人ほどの各参加者の自己紹介から始まり、招待公演やスポンサーセッション、小人数でのポスターセッション及びグループごとの未解決課題の解決策を議論するNext Generation Scienceなどがありました。自分がよく慣れ親しんだ分野を研究している人もいれば初めて聞くような研究をされている方もおり、生命情報科学という分野の広大さを再認識し、どなたの話もとても興味深く拝聴しました。参加者の方々と話しているとサイエンスを非常に楽しんでいることが伝わり、そのような同年代の方々と行うディスカッションは大変に刺激的でした。NGSでは、「オミクス情報からの組織の再現」というテーマに取り組ませていただき、私たちのグループは参加者の投票によって決まる賞をいただくことができました。医学系のバックグラウンドの方は多くなく、他の方との興味の方向性の違いを感じるとともに、ある種独創的な自分の発想を大切にしようと改めて思いました。他のグループのテーマおよび発表も大変に面白く、その中で選んでいただき大変光栄に存じます。

このような会に参加するのは初めてでしたが、自分にとって大変実り多い3日間となりました。改めて、このような素晴らしい会を開催、運営してくださったスタッフの皆様に御礼申し上げます。