東京科学大学 (Science Tokyo) AIシステム医科学分野では、社会貢献の1つとしてOpen Labという研究体験イベントを定期的に行っています。このページにはこれまでに参加した学生さん達の感想文をまとめています。

2024年度

2024.09.05 (木) Open Lab 半日コース参加

この度、09/05のOpen Lab半日コースに参加させていただきました田銘池と申します。清水先生をはじめ、研究室の皆様に心より感謝申し上げます。ご丁寧で熱意あるご説明とご指導をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。本日の経験は、私にとって視野が広がり、非常に貴重な知識を学べる機会となり、大変有意義で忘れられないものになりました。

 Open Labの最初に行った自己紹介の後、清水先生が研究室を案内してくださいました。豊富な実験設備と深い研究の蓄積を実感しながら、情報工学と医学・生物学の融合に対する考察が膨らみました。

次に、昼食時には先輩方と様々な話題で盛り上がり、午後には研究進捗ミーティングに参加しました。自分の知識がまだ足りないことを痛感しつつも、研究室内の活気ある議論の雰囲気に触れました。先輩方の真摯で丁寧な発表には感銘を受け、また、先生方と学生の質問が交差する中で、異なる視点や考えが生まれる瞬間を目の当たりにしました。このような対話が、研究において極めて重要であることを改めて実感しました。特に、これまで医療分野における深層学習の「ブラックボックス」の問題に疑問を抱いていた私にとっ
て、今日の報告会で説明可能なAIモデルの実用例を学べたことは非常に大きな収穫でした。

また、自然言語処理技術が創薬分野においても有望であることを知り、大いに啓発されました。

最後に、活動の締めくくりとして、医科歯科大学全体を見学し、美しい東京の景色を一望できたことも、心が癒されるひとときとなりました。

実際に、留学生として、初めてOpen Labのような活動に参加する際は緊張が伴いましたが、清水先生や先輩方の温かいご対応のおかげで、すぐに打ち解けることができました。
研究室の居心地の良い雰囲気が、大きな家族のように感じられました。

今日、清水先生と直接お話しする機会をいただき、先生の研究に対する深い情熱と世界的な研究者としての豊富な知識に改めて感銘を受けました。また、先生の学生教育への細やかな配慮にも心を打たれました。同時に、多くの優れた先輩方とも出会い、彼らの研究
に対する情熱とやる気に大いに触発されました。本当にありがとうございました。

他大学の研究室に訪問させていただくのは今回が初めてでとても緊張していたのですが、清水先生をはじめ研究室の先輩方がとても優しく歓迎してくださり有意義な時間を過ごすことができました。
清水先生が研究室を案内してくださり、実験設備のすばらしさに感動し、同時に清水研で研究したいと感じました。
昼食時には、研究室の先輩方と様々なお話をさせていただき、個人的に不安だった部分の多くを解消できました。
昼食後には、研究進捗討論会に参加させていただきました。先輩方の研究を聞かせていただく中で、大学の講義で学んだことや、自分で学習したものが部分的にあり、今やっていることが直結しているのだとわかり、さらに研究への興味が高まりましたし、学びを深めたいと思いました。
最後に先輩方に学内を案内していただきました。以前大学のオープンキャンパスで来たことがあったのですが、現役の先輩方に案内していただけたため、とてもリアルに学内を見ることができました。案内中にも大学院についての質問に答えていただけて、今やるべきこと、これからやっていくべきことが明確になりました。
Open labに参加させていただくまで漠然としていて何をすべきか分からなかったので、本当に有意義でさらに努力をしなければいけないと感じることができました。
良い機会をいただき本当に感謝しております。ありがとうございました。

清水先生には以前からBDSCとオンライン研究でお世話になっています。このたびは先生や研究室の皆さんと直接会ってお話ししたいと思い、Open Labに参加させていただきました。

当日は、研究内容の紹介のあと清水先生が広いラボを隅々まで案内してくださり、その後も学生の皆さんとの昼食や研究報告会、事前論文輪読会(pre-JC)、先生とのお茶会など、楽しく中身の濃い一日を過ごすことができました。

一番印象的だったのは、清水研がいかに教育に力を入れているかということでした。ラボ内のクラウドでは所属する学生向けに膨大な量の勉強資料が共有されており、医学と情報という広大で学際的な分野が体系的に学べるようになっていて、大変魅力的でした。また、参加させていただいたpre-JCは、ラボ全体での輪読会より前に行われる学部生と大学院1年目の学生向けの事前勉強会で、論文の図の説明は参加者が分担して行います。しっかりと論文を読み込んでから参加しなければ説明できないので、相当論文を読む体力が付くだろうと思います。

所属する学生の方々とたくさん話すことができたのもよい思い出になりました。親身に対応してくださり、研究内容や学生生活のこと、趣味についてなどいろいろな話で盛り上がり、この分野で先を行く先輩方からよい刺激を受けることができました。先輩たちどうしの仲がとてもよかったのも印象に残りました。

これからも継続的に勉強や研究に取り組み、いずれはこの分野に貢献したいという思いを新たにした一日でした。もし参加してみようかなという方がいましたら、ぜひ一歩踏み出してみてください。

2023年度

2023.08.02 (水) Open Lab 半日コース参加

以前から情報科学と生命科学領域との融合に興味があったため参加させて頂きました。東京医科歯科大学さんのAIシステム医科学分野は以前から存じ上げていました。ホームページを眺めている限り、自分の所属している大学のどの研究室よりも内容が充実しておりぜひ伺ってみたかったです。今回このような機会を設けて頂き感謝しております。

最初に研究室の紹介をして頂いた際に、学部1年や2年の時にプログラミング言語を用いて画像診断のツールを作るなど、情報分野と医学を結びつけた講義が開講されているというのが印象に残りました。これもお話の中にあったことですが、「20年前はPythonを使えるだけで有利だったが、今は簡単なAI生成など誰でも出来ることだから、”それなり”に使えるだけではあまりプラスには働かない」ということで、時代の潮流はどんどん加速していっていると実感しました。医学教育のカリキュラムを振り返ってみると、昔からそれほど変化はしていなさそうな感じがしますが、そういった中で医科歯科大学はカリキュラムを柔軟に変更しているのかなと思いました。また、他大学に所属している学生に対して、オンライン勉強会やオンラインでの研究指導を行って頂いていることから、自分の大学だけでは閉じない姿勢を感じました。

進捗報告会にも参加させていただきましたが、それぞれが代謝系や創薬など幅広い研究テーマを持ち、高度な数学的手法を用いていてレベルの高さを感じました。

他大学の研究室を見学させていただく機会は初めてでした。たまたま同じ日程で見学に来る人が私一人だったにも関わらず、時間を割いて頂き、また温かく迎えて下さりありがとうございました。

2023.08.25 (水) Open Lab 1日コース参加

この度、Open Labに参加させていただきました古平陽太郎です。このような、素晴らしい交流の機会を作っていただいたこと、心より感謝申し上げます。

Open Labでは、まず、自己紹介を通して清水教授と参加者の学生さん同士で親睦を深めました。次に、学内ツアー、研究室と研究のご紹介をしていただきました。また、研究室のミーティングに参加し、臨場感のある体験をすることができました。最後に、pre-JCという論文の勉強会を通して、研究室の学生さんと交流をすることができました。

Open Labを通して、私が強く感じたことは、清水教授の教育観が随所に溢れているという点です。それを一番実感したのはpre-JCです。清水研のラボ教育ポリシーには積極的発言習慣が記載されています。実際に、清水研の学生さんは積極性に溢れており、活発な討論に圧倒されました。また、彼らの論文の図表を論理的に深く読み解く力にも驚かされました。このような、学生全体を巻き込んだJournal clubのおかげで、私自身も深く論文を理解することができました。2023年9月より研究室配属となる私にとって、このような経験をすることができたこと非常に嬉しく思っております。また、Open Labで経験したことを今後の自分の人生で活かしていくとともに、周りの学友たちにも還元していきたいと思いました。

最先端を走る清水教授が描く、生命科学の未来予想図も勉強になりました。これからやってくるビックウェーブの予兆を学ぶことができ、生命科学分野でキャリアを築いていく私にとって、先生の未来予想図は私の今後の指針になりました。

未来の人材を創っていく教育を体現されていらっしゃる清水研に感動いたしました。丸1日、私たち参加者のために時間を割いていただき、本当にありがとうございました。

2023.08.25 (水) Open Lab 1日コース参加

数理科学的な手法を用いた医学・生命科学研究に興味があり、Open Labの1日コースで清水先生の研究室を見学させていただきました。数ヶ月ほど前からBDSCに参加させていただいており、いつか清水先生や清水研所属の学生・研究者の方々と対面でお話がしてみたいと思っておりました。このような貴重な機会を設けていただいて大変感謝しております。
 
 丸1日の研究室見学を通して、清水研の教育・研究の質の高さを改めて実感しました。午後に参加したpre-JCでは、Labの学生とメンターの方々と一緒に、論文の大枠からFigureの細かい解釈まで、意見を交わしながら理解を深めました。また、Lab内の進捗報告会では、Lab内で進行中の研究について様々な観点からの指摘や議論があり、多様なバックグラウンドを持つ研究者が集まる環境の魅力を感じました。
 
 そして何より、清水先生やLabの皆さんと直接お話しできたことが大変良い刺激になりました。生命科学研究の未来を見据えた清水先生のご意見や視点は、研究者を志す身として学ぶべきことばかりでしたし、この教育的な環境で日々熱心に研究に取り組んでいる同世代の方々に出会えたことも私にとってかけがえのない経験になりました。繰り返しにはなりますが、お忙しい中このような機会を設けてくださって本当にありがとうございました。

2023.08.30 (水) Open Lab 半日コース参加

この度、8/30のOpen Lab 半日コースに参加させて頂きました、横山弘奈と申します。お忙しい中、このような貴重な機会を設けて頂き、誠に感謝申し上げます。

Open Lab 半日コースの最初は、Open Lab参加者の自己紹介を行いました。自分とは異なるバックグラウンドの参加者の方々のお話が聞け、親睦を深めることが出来ました。

次の研究室の紹介では、清水教授のバックグラウンドや、今後の生命科学分野の発展に対する展望など、非常に興味深いお話をして頂き、また、分野の発展の流れは非常に速いなと感じました。量子コンピューターと生命科学分野の関係性について、今まであまりピンと来ていなかったのですが、今回のお話を聞いて、非常に面白いテーマであると思いました。

次に、研究室の部屋を見学させて頂いた際、AIや生命科学に関する本がたくさん置いてあり、非常に研究がしやすい環境が整っていると感じました。

また、今回のOpen Labで一番印象に残ったのが、研究ミーティングです。研究内容そのものはもちろん、研究内容における議論が大変興味深く、楽しい時間を過ごすことが出来ました。また、ミーティングの際に、発表者の方々が生き生きと進捗を報告されているのが印象に残りました。自分の大学では、AIを使って研究している学生は多くはないので、今回のミーティングは大変刺激になりました。

最後に、東京医科歯科大学の学内を見学させて頂きましたが、施設内の設備が充実しており、素晴らしい環境にある研究室であるということを実感しました。

他大学のOpen Labに参加させて頂いたのは初めてで、かなり緊張しましたが、大変楽しく過ごさせて頂き、自分にとって有意義な経験となりました。

お忙しい中、貴重なお時間を割いてご親切に接して下さり、本当にありがとうございました。

2023.08.30 (水) Open Lab 半日コース参加

8/30のオープンラボの半日コースに参加させていただきました、阿部真優奈と申します。

ホームページを見て以前から興味のあった予防医学について研究をされていることを知り、オープンラボに申し込ませていただきました。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

まず、オープンラボでは参加者全員が簡単な自己紹介を行いました。非常に緊張していたのですが、清水教授がいくつか質問をしてくださり、少し緊張がほぐれました。研究室の紹介では、医学と他分野の連携の必要性や、今後生命医科学がどのように進化していくかを教えてくださり、最先端の研究をされていることを実感しました。

その後は先輩方とお話しながら昼食を取り、そのまま研究の進捗報告会に参加させていただきました。ただ進捗を報告するのではなく、活発に議論が交わされていて非常に研究にとって重要な場であると感じました。自分がこのような研究ができるのかと不安になりましたが、すぐに研究を始めるのではなく、集中して専門科目について勉強をする期間があると教えていただき、安心しました。

最後に研究室だけでなく、医科歯科大学全体を見学させていただき、設備の素晴らしさを感じることができました。

非常に詳細に研究室について紹介してくださり、今後の研究生活のイメージを持つことができ、参加して良かったと強く感じました。ご多忙の中、このような会を設けていただき、本当にありがとうございました。

2023.08.30 (水) Open Lab 半日コース参加

清水先生の半日コースのopen labに参加させていただきました。まずは、時間を割いてくださった清水先生を始めとする先生方、所属されている学生さん方に心から感謝しております。東京医科歯科大学は、私にとって非常に身近な疾患である“炎症性腸疾患”の最先端の研究をされており、以前からお話を伺いたいと思っておりました。このような機会を設けていただき、ありがとうございました。

各々の自己紹介を終えた後、研究室の紹介をしていただきました。その際に、今後の生命科学や医療がどのようになっていくかについて、非常に詳細に考察されていた事が印象に残っております。また、研究内容についても、研究室単位で行うべき将来性のあるテーマを選択されており、先生の研究の軸のような物を教えていただきました。

また、学部1、2年生から研究室に出入りする学生がいる事も強く記憶に残っております。医科歯科大学は医学、歯学を学ぶ上で医師になる学生が多いと認識しておりますが、自主的に学ぶ事のできる環境が整っている事からも、研究者を育成するための教育を非常に重視されていると実感しました。

さらに、進捗報告会では炎症性腸疾患(cd)に関する研究を発表していただきました。近年では疾患が発症しやすい遺伝子の解析、悪化因子の同定が進みましたが、また違ったアプローチをされていて、疾患が解明・根治できる未来を垣間見る事が出来たように思います。

研究室を見学させていただき、清水先生の生命科学の展望、研究に対する見解が随所に見受けられました。私自身の進路に働きかける、大変貴重な体験をさせていただきました。本当にありがとうございました。

2023.09.01 (金) Open Lab 1日コース参加

バイオインフォマティクスなどに興味がありオープンラボに参加させていただきました。清水先生はじめ、ラボの先生方、研究生の方々が親身に接してくださり素晴らしい経験をさせていただき、心より感謝しています。
 
まず、清水先生ともう一人の参加者の方で、スライドをつかった自己紹介をしました。興味のある分野、研究などはもちろん、趣味などの話でも盛り上がり、参加者同士でもお互いのことを良く知ることができました。冗談を交えた先生の体験談やこれからの生物学・医学がどうなっていくのかなどを楽しく伺うことが出来ました。
そのあと、研究室や医科歯科大学の建物を案内していただきました。清水先生は自分の個人的な相談にも親身にのってくださり、「いろいろな分野を広く経験することが学部生の時は大切」という貴重なご教示もいただきました。
 
お昼を研究室の方々と一緒にとったあとは、ラボミーティングに参加させていただき、実際の研究室の議論の様子を目の当たりにし、勉強になりました。学部生の方でも積極的に発言している様子が印象的でした。また研究室の方がそれぞれ自分の研究内容をフラッシュトークで話してくださり、興味深い研究の数々とプレゼン能力の高さに驚きました。そのあとのpre Journal Clubでは、合成生物学の論文についてそれぞれが分担してFigure説明をしました。古賀先生に教科書で学んでいるだけでは得られないような豆知識をおしえていただいたり、研究生の方たちとグラフの細かいところまで詰めて議論したりするのは純粋にとても楽しかったです。さらに、研究生の方たちとの懇談会では、進路の話や趣味の話でも盛り上がり、いろいろなお話を教えていただき、おおいに刺激を受けました。
 
今回、清水研究室に一日お邪魔して、教育システムの充実度に驚くと共に、研究室での活発な雰囲気を体感できました。このような機会を用意して頂き、改めてお礼申し上げます。

2023.09.01 (金) Open Lab 1日コース参加

先日、清水先生の一日コースの open lab にお邪魔しました。今まで学士・修士課程の研究室を選ぶにあたって数多くの研究室を伺わせていただきましたが、これほど手厚くもてなしていただいた研究室は初めてでした。

仕方ないことですが研究室訪問では基本的には時間の関係上などの理由から、普段の生の研究室の雰囲気を 100%味わうことは難しいと考えております。しかしながら今回の open lab では、研究室の MTG の議論に参加させていただき、また論文の輪読会に参加させていただくなど、普段の研究室の雰囲気にかなり近いものを味わうという貴重な体験をさていただきました。

私は現在博士進学を検討中で、分野をドライの研究に変えようと検討中です。従って実際のドライの研究を行っている研究室の雰囲気を体験できたことは非常に貴重で、おかげで自分の進学した後の生活を思い浮かべることができました。自分が分野を変えてドライでやっていけるのか不安でしたが、実際の研究生活を拝見することや先生が優しく相談に乗ってくださったことでその不安が減り、非常に感謝しております。今回の体験で清水先生の研究室は非常に温かい雰囲気で、熱意のある研究室であると実感しました。先生方や研究室の皆様には長い間ご一緒させていただき本当にうれしかったです。貴重な体験をありがとうございました。