Ricardo

東京科学大学 大学院医歯学総合研究科 修士課程1年 (清水研4期生) 

【自己紹介・ひとこと】

高専ではカビの遺伝子組み換え、学部では遺伝子欠損マウスを用いた膵臓の研究に従事しました。これらのウェットな実験を経験する中で、複雑な生命現象を紐解く上で AI を用いたデータ解析が今後の研究において不可欠であると痛感しています。 今後は、以前から強い関心を持っていた iPS 細胞等を用いた器官再生の分野において、AI 技術を駆使したアプローチで重点的に研究を進めたいと考えています。研究室の皆様と共に切磋琢磨し、最先端の生命科学研究に貢献できるよう日々精進してまいります。

在籍期間: 2026.4~
  • インドネシア共和国出身、私立 Sutomo 1 メダン高校卒
  • 2020-2021 東京日本語教育センター 入学・卒業
  • 2021-2024 都城工業高等専門学校 3 年次編入・卒業(平沢 大樹 助教)
  • 2024-2026 東京科学大学(旧 東京工業大学) 生命理工学院 生命理工学系 3 年次編入・卒業(粂 昭苑 教授)
  • 2026-現在 東京科学大学大学院 医歯学総合研究科 修士課程 在学中 
  • シングルセルロングリード技術による神経疾患と再生の理解とエンジニアリング

これまでの学会発表 (全6件)

  • Ricardo, 鈴木 健斗, 中村尚暉, 伊東 巧, 比嘉 綱己, 清水 秀幸. 単一細胞ロングリードRNA-seq解析によるCHD8関連自閉症スペクトラム症(ASD)の分子病態基盤解明. 第49回分子生物学会年会. 2026, 横浜
  • 鈴木 健斗, Ricardo,  伊東 巧,  中村 尚暉,  比嘉 綱己,  清水 秀幸. 単一細胞完全長トランスクリプトームを取得可能な革新的シーケンス技術「Isoform Rhapsody」の創出. 第49回分子生物学会年会. 2026, 横浜
  • 中村尚暉, 伊東巧,  鈴木 健斗, Ricardo, 比嘉綱己, 清水秀幸. 腸管腫瘍におけるシングルセル翻訳プロファイリング法の確立. 第49回分子生物学会年会. 2026, 横浜
  • Ricardo, Kento Suzuki, Naoki Nakamura, Takumi Ito, Tsunaki Higa, Hideyuki Shimizu. Isoform-Level Analysis of Public Transcriptome Data in CHD8-Haploinsufficient Models of Autism Spectrum Disorder. CBI学会2026年大会, 2026, 船堀
  • Kento Suzuki, Ricardo, Naoki Nakamura, Takumi Ito, Tsunaki Higa, Hideyuki Shimizu. Isoform Rhapsody: An Innovative Sequencing Method for Single-Cell Full-Length mRNA Profiling. CBI学会2026年大会, 2026, 船堀
  • Ricardo, 比嘉綱己, 清水秀幸. 単一細胞ロングリードRNA-seq解析によるCHD8関連自閉症スペクトラム症(ASD)の分子病態基盤解明に向けて. 2026年日本バイオインフォマティクス学会年会, 2026, 相模原

学部時代の研究概要

  • ドーパミンによるインスリン分泌制御機構の解明
【受賞】
  • 東京科学大学 生命理工学院 高宮賞 (2026 年)
  • 公益財団法人 佐藤陽国際奨学財団 私費留学生奨学金 採択(2026 年〜2028 年)
  • 東京科学大学大学院医歯学総合研究科修士課程 入学生代表
  • iGEM TokyoTech Gold Medal2024 年)
  • 7 回『発酵を科学する』アイディア・コンテスト「特別賞」(2023 年)
  • 文部科学省(MEXT)国費外国人留学生 採択(2020 年〜2026 年)

特技・自己 PR・趣味

  • TOEIC 985 / TOEFL ITP 630 点(2025 年)
  • 日本語能力試験 N1 172 点(2020 年)
  • 長期インターンシップ(燈株式会社): DX ソリューションのウェブアプリ開発 (2024 9 月〜2026 年3 月)
  • 筋トレ(高校時代から週 23 回継続)
  • カラオケ
 

最初の3ヶ月で成長できたこと, 2026.07.16掲載

清水研での生活が始まってから、あっという間に3ヶ月が経過しました。当初はドライラボでの研究サイクルに対し、不安がなかったと言えば嘘になります。そもそも、AIシステム医科学という分野を掲げる清水研への見学や所属を決意する前は、バリバリのウェット系であるiPS細胞の再生医療研究室に進学したいと考えていました。しかし、いざ研究生活を始めてみると、周囲からの温かいサポートと持ち前の根性でここまで来ることができ、安定して日々の勉強や研究に励みながら、自身の「急成長」を実感しています。この成長は言うまでもなく、清水研ならではの充実したカリキュラムによるものだと感じています。

この3ヶ月間、通年で開催される様々な勉強会を通じて、多岐にわたる知識をインプットすることができました。機械学習の基礎から応用までを短期間で学ぶ「pre-ML1」をはじめ、バイオインフォマティクス、医学基礎である「人体の構造と機能」、遺伝子工学など、非常に多くのことを学んでいます。また、座学だけでなく、合計7回にわたる論文紹介の機会もありました。この経験を通じて、論文の速読や全体像の把握、スライド作成、プレゼンテーションの練習、そして積極的に質問する姿勢などを習得することができました。

研究室の恵まれた環境も、成長を大きく後押ししてくれています。清水研には優秀な先輩方がたくさん在籍しており、素晴らしいお手本として多くのことを吸収できます。先輩方だけでなく同期も含め、周囲の意見や姿勢を積極的に取り入れることで、自分自身の考えをさらにブラッシュアップすることができました。

知識のインプットだけでなく、申請書や研究計画書の執筆を通じた実践的な練習も、研究の全体像を掴むいい練習になりました。今回が初めての経験でしたが、「良い書類を書くためにはどの部分を意識すべきか」という要点をしっかりと把握できるようになりました。清水研では、メンバー同士で書類を共有し合い、コメントや添削をお願いする文化があります。そのため、様々な人の書類を見る機会に恵まれ、自分の思考や文章を磨き上げることができるだけでなく、他の方の多様な研究に触れることで、サイエンスの奥深さとその面白さを肌で実感することができました。

要約すると、清水研ではやることが多く、決して楽な道のりではありませんが、毎日がとても充実していると実感しています。勉強と研究が好きな方、そして何より「自分自身の成長を見届けること」が好きな方は、ぜひ清水研に来てください。