本研究の核となるのは、タンパク質骨格生成モデルRFdiffusionを抗体設計用にファインチューニングしたものです。学習プロセスでは、タンパク質構造に対し、ガウスノイズ(並進)とSO(3)上のブラウン運動(回転)を加えて崩壊させ、それを逆再生してノイズ除去することで構造生成を学習させています。損失関数は、真の構造と予測されたノイズ除去構造)との間の平均二乗誤差(MSE)を最小化するように設定されています。主にPDB(Protein Data Bank)由来の「抗体-抗原複合体」構造を用いてファインチューニングされました。