鈴木 健斗 (Kento Suzuki)
東京科学大学 大学院医歯学総合研究科 修士課程1年 (清水研4期生)
【自己紹介・ひとこと】
情報科学と生命科学の両分野を横断的に学び、
- 東京都出身、渋谷教育学園幕張高校卒
- 2022-2026 早稲田大学先進理工学部化学生命化学科
- 2026-現在 東京科学大学大学院 医歯学総合研究科 修士課程 在学中
1細胞ロングリード解析技術およびアルゴリズム開発
これまでの学会発表 (全6件)
- 鈴木 健斗, Ricardo, 伊東 巧, 中村 尚暉, 比嘉 綱己, 清水 秀幸. 単一細胞完全長トランスクリプトームを取得可能な革新的シーケンス技術「Isoform Rhapsody」の創出. 第49回分子生物学会年会. 2026, 横浜
- 中村 尚暉, 伊東 巧, 鈴木 健斗, Ricardo, 比嘉 綱己, 清水 秀幸. 腸管腫瘍におけるシングルセル翻訳プロファイリング法の確立. 第49回分子生物学会年会. 2026, 横浜
- Ricardo, 鈴木 健斗, 中村 尚暉, 伊東 巧, 比嘉 綱己, 清水 秀幸. 単一細胞ロングリードRNA-seq解析によるCHD8関連自閉症スペクトラム症(ASD)の分子病態基盤解明. 第49回分子生物学会年会. 2026, 横浜
- Kento Suzuki, Ricardo, Naoki Nakamura, Takumi Ito, Tsunaki Higa, Hideyuki Shimizu. Isoform Rhapsody: An Innovative Sequencing Method for Single-Cell Full-Length mRNA Profiling. CBI学会2026年大会, 2026, 船堀
- Ricardo, Kento Suzuki, Naoki Nakamura, Takumi Ito, Tsunaki Higa, Hideyuki Shimizu. Isoform-Level Analysis of Public Transcriptome Data in CHD8-Haploinsufficient Models of Autism Spectrum Disorder. CBI学会2026年大会, 2026, 船堀
- 鈴木 健斗, 比嘉 綱己, 清水 秀幸. 単一細胞完全長mRNAを取得可能なロングリードシーケンス法「Isoform Rhapsody」の開発. 2026年日本バイオインフォマティクス学会年会, 2026, 相模原
学部時代の研究概要
- インテグリンα1Iドメイン選択的な3重らせんペプチドリガンド
の取得
【趣味】
- 読書(村上春樹が好きです)
- ランニング
最初の3ヶ月で成長できたこと, 2026.07.16掲載
修士課程が始まってからの数か月を振り返ると、研究や勉強会を通して、ウェットとドライの両面から多くのことを学ぶことができたと感じています。
研究では、新しいシーケンス技術の開発という興味深いテーマをいただき、先生や先輩方にさまざまなことを教えていただきながら、実験と解析の両面から研究を進めています。まだまだ試行錯誤の毎日ですが、ここまでの研究内容をまとめ、すでに2つの学会発表の要旨を提出することができました。
勉強会では、MLでは機械学習や深層学習について学び、CSでは実験手法をはじめとするウェットの知識を身につけることができました。また、医学の勉強会も、自分の知識を広げる貴重な機会となりました。私は化学科出身で、これまで医学について体系的に学ぶ機会がなかったので、医学部出身の先輩方が多くいる環境で、医学・薬学の知識を教えていただけることは、非常に勉強になりました。自分の知識不足を実感する場面も多くありましたが、異なる背景を持つ人から学ぶことで、研究に必要な視野を少しずつ広げることができたと思います。
こうした勉強会の中でも、特に印象に残っているのが、Briefings in Bioinformatics誌に掲載された論文から毎週1報を取り上げ、スライドを作成して発表する事前勉強会実践編です。論文の内容を理解するだけでなく、スライドの構成まで考える必要があり、スライド作成や発表の基礎体力を身につけることにつながりました。また、これまでの自分の研究分野以外の論文に毎週触れることで、バイオインフォマティクスにおける新しい解析手法や研究の考え方を幅広く学ぶことができました。
このように、さまざまな分野について学ぶことができた背景には、清水研の研究環境も大きく関係していると感じています。清水研には、新しい技術をウェットとドライの両面から柔軟に取り入れ、その方法や得られた知見をラボ全体で共有する文化があります。新しい技術を個人の経験だけで終わらせず、研究室全体の知見として蓄積していく姿勢から、日々多くのことを学んでいます。自分も、研究の中で学んだことや、うまくいかなかったことも含めて周囲に共有し、少しずつ研究室に貢献できるようになりたいです。
今後は、生命科学分野全体がどの方向へ進んでいくのかという大局的な視点を持ちながら、目の前にある一つひとつの実験や解析に丁寧に取り組んでいきたいです。まずは、8月に予定されている初めてのポスター発表に向けて、準備を進めたいと思います。これからも研究を楽しむ気持ちを忘れず、日々の学びを大切にしながら過ごしていきたいです。
