東京医科歯科大学・次世代AI人材育成プログラムについて

当研究室主宰者の清水が事業統括として申請した、文部科学省およびJSTの「次世代AI人材育成プログラム」に本学が採択され、2024年度よりAIおよび関連分野 (AI x バイオ、AI x 医療も含む) を研究する博士課程大学院生にメンタリングおよび月30万円 (年360万円) + 研究費を3年間支援するプロジェクトが始動しました。

本プログラムは国としてAI関連領域のエキスパートレベル人材の育成を目指しており、本プログラムに選抜された博士課程大学院生にはAIを専門とする研究室にも所属する、あるいはそれに準じることを行い卓越したAI関連分野の技を身につけることが必須になっています。

次世代AI人材育成プログラム事業統括・清水秀幸

求める人物像

こちらのプレスリリースにあるように、本学は「トップレベルAI研究のための共創型エキスパート人材育成プログラム」というプログラム名で採択されました。本プログラムでは生命科学や医療に関する専門性を持ちながらエキスパートレベルのAIスキルを身につけ、そして自ら主体的に各領域の専門家と連携し新たな領域を切り開いていける人物を目指しています。

募集対象

下記すべてを満たす方

  • 2025年4月時点で、東京医科歯科大学の博士課程2年 (4年制課程)、もしくは博士1年生 (3年制課程) 。所属研究室は問いません。
  • AIおよび関連領域 (バイオ x AI、医療 x AIを含む)を博士課程の研究テーマとする方。特に、挑戦性・独創性の高い研究提案を求めます。
  • 事業統括の清水他、本学教授陣からなる「AI人材育成チーム」のうち1名を主または副指導教官として、かつ「AI指導メンター」として内諾がとれている方
  • 研究室の主指導教員と「AI指導メンター」が異なる方は、「AI指導メンター」が指定する授業や研究室の輪読会等に主体的に参加できる方
  • 安定した収入が年間240万円を超えない方

審査について

事業統括の清水、学内のデータ科学・情報科学系の教授陣および学外委員が書類選考を実施します。また、書類選考後は数名に絞った候補者を対象にヒアリング審査を実施し、プログラム内定者を合議制により決定します。

清水に「AI指導メンター」就任を希望する方へ

清水が提供可能なのは以下の5つの教育機会です。全て参加等が可能な学生さんであれば他の研究室所属であっても清水を「AI指導メンター」として本プログラムに応募することが可能です

  • AIシステム医科学特論 (博士1年、通年隔週1時間) への参加および発表
  • Biomedical Data Science Club (隔週金曜日17:30-19:00、オンライン)への参加および発表
  • pre-JC (隔週金曜日、対面) もしくはJC (隔週月曜日オンライン16:00-18:00) のどちらかへの参加および発表
  • 医療AI夏の学校 (年1回8月) への参加
  • 博士論文へのco-coresponding authorとしての立場からの指導

他の先生に「AI指導メンター」を依頼したい方は、該当の先生にお問い合わせ下さい。清水以外にメンター可能なのは以下の先生方です (敬称略、五十音順)。

石谷 隆一郎、高地 雄太、島村 徹平、高橋 邦彦、中島 義和、二階堂 愛、坂内 英夫、宮野 悟

公式ページ

2024年度の公募について詳しくは本学のHPをご覧ください。