医科学研究はテクノロジーの進歩によって階段状に発展してきました。例えばDNAクローニング、PCR、ノックアウト、RNAi、オプトジェネティクス、NGS、iPS、遺伝子編集等の開発により一気にできることが広がったのです。同様に、コンピューター解析手法もある1つのコア技術が周辺領域を大きく加速させてきました。近年の例だとTransformerや生成モデルはその最たる例でしょう。そこで、当研究室では最先端のテクノロジーを学ぶTechnology Seminar (TS) を開催しています。広い範囲の最先端のテクノロジーに継続的に触れることで頭の中のincubatorでそれらと自分の研究が融合し新たなブレイクスルーの開拓につなげることを目的としています。 2023 2023 第1回: 清水担当, AlphaFold2: タンパク質立体構造予測とその先第2回: 麻生担当, シングルセル解析の概論と創薬への応用第3回: 大野担当, 質量分析計を用いた金属-生体分子相互作用の同定第4回: 古賀担当, オルガノイド培養の進歩と課題第5回: 麻生担当, 天然物創薬AIの現状