特任助教として一緒に研究・教育に取り組んでくださる先生を探しています

東京医科歯科大学M&Dデータ科学センターAIシステム医科学分野では、2023年4月1日に着任してくださる特任助教の先生1名を募集しています。「特任助教」ですが、この後ご説明するように「助教」待遇に限りなく近いポストで、実際研究室においてはNo.3のポストですし、ポスドクのようなグラントからの雇用ではなく安定財源である大学負担人件費による雇用になりますので、先生と私達双方の合意がある限り少し腰を落ち着けて研究に取り組んでいただけます。

このページは正式な公募要項ではありませんのでどのような方を広く探しているのかを少しカジュアルにご案内させていただきますが、正式な公募要項をお探しの方はページの一番下にリンクがありますのでリンク先のページをご覧ください。応募方法等の詳細も正式な公募要項に記載されていますし、全てメールで完結するので海外在住の方にもお手軽にご応募いただけます

【本学、M&Dデータ科学センターおよびAIシステム医科学分野について】

東京医科歯科大学は本年度より国が定める10の指定国立大学法人の1つになり、その10大学の中で唯一医療に特化した大学です。イギリスの大学ランキングによれば医科歯科大学は日本国内において医学分野で3位、歯学分野で1位とともに高い評価を受けています。また、2024年度には東工大と統合する見込みであり、「理系の東大」として国内はもちろん、もし文科省の「国際卓越研究大学」に応募・採択されれば巨額の支援を受けて世界に伍する研究大学として羽ばたくことを目指しています。

我が国初のメディカルデータサイエンス人材を養成する端緒として、本学における医歯学研究・医療・教育をデータサイエンス面で推進する中心的存在の、「M&D (エムディー) データ科学センター」が2020年に設置されました。がんゲノム研究の大御所である宮野悟センター長はじめ数理・情報系バックグランドの少数精鋭が集うセンターですが、その機能拡充としてセンター初のバイオメディカル系出身PIの教室として2022年2月に発足したのがAIシステム医科学分野です。

当研究室は現在急速な拡大期にあり、本学で最も成長率が大きいラボになっています。教員・ポスドク・大学院生・常時出入りする学部生・その他スタッフを全員合わせれば、今後3年の見込みとして2023年に10人規模、2024年に20人規模、2025年に25人規模になる見通しです。2023年に本学M&Dデータ科学センターの中では最も大きいラボになることはすでに確定していますが、2025年には本学の基礎系の分野としては学内で4番目に大きいラボになるでしょう。

【リサーチビジョンと求める人物像】

私たちは数理や情報系の手法の開発等も行いますが、ゴールはそこではなく、それを駆使して生命科学や医学にイノベーションを起こし、ゆくゆくは未来の医療を創りたいと考えています。そうしたバイオメディカル領域と数理情報学の融合領域を私たちと一緒に研究し、かつ次世代を担う大学院生の教育にも熱意がある新進気鋭の比較的若手の先生を募集しています。

「特任助教」ですがまだ学位取得前の方でも応募していただけるポストで、採用時および採用後の業績等により本学の「助教」に昇進する可能性もあります。また、着任当初から大学院生・学部生からなる数名規模のチームを率いていただきます

本公募は特定の想定候補をおかず広く全国に募集するいわゆる「ガチ公募」ですので、奮って応募いただければ幸いです。

【募集分野】

バイオ実験 (オミクス解析等を含む) とデータ科学の融合により本学が掲げる「世代を超えた人類のトータル・ヘルスケアの実現」を目指している方であれば、研究対象は問いません。バイオ実験パートはご自身でやっていてもやっていなくても (共同研究でも) 問いません。一例として、AI創薬等バイオメディカル領域のAIまたはシステム生物学はもちろん、関連領域 (バイオインフォマティクス/ケモインフォマティクス、コンピューター設計による合成生物学等) 、あるいは量子生命科学等の新興分野など、広い領域の方からの応募をお待ちしております (エフォートは要相談ですが引き続きご自身の専門領域を研究していただけます)。M&Dデータ科学の所属ですが、必ずしもドライ解析のみである必要はありませんし、共同研究ベースでは生命科学実験系あるいは医療系の先生方と主体的に討論できるだけの生命科学または医療 (の少なくともどちらか)に関する見識を求めます。なお、参考までに1月着任予定の講師は情報科学の博士号を持つ、システム生物学・代謝工学を専門にする先生です。

立ち上がったばかりの若い研究室ですが、ぜひ研究室の歴史、そして未来の医療を一緒に創りましょう!

【研究環境・研究実績】

研究環境としては生命科学に特化した国内最高性能のスパコンSHIROKANEの最上級モードが使える他、大学病院のデータを集約する数ペタバイト規模のデータサーバーSHIRAUMEも稼働を始めました。詳しくはパンフレットをご覧ください。

所属はM&Dデータ科学センターですが、実験とのハイブリッドもwelcomeで、他の若手PIとシェアする形で350平方メートルの実験スペースを用意しています。研究室の様子は何枚か写真のページにも掲載しております。

これらを駆使し、ラボ内の共同研究を進めつつご自身が主導するプロジェクトも並行して実施いただけますし、ご自身が企画から携わるプロジェクトを例えば大学院生とともに論文発表される際にはぜひco-coresponding authorにもなっていただきたいと考えております。

過去の研究実績研究室のグラントは全て情報公開しておりますが、これまでの研究内容等に拘束されず、特任助教の先生とご一緒にぜひ心機一転したいと思います。

【教育に対する考え方】

当分野は新設分野ですが2023年度は10名規模になり、今回の公募は研究室のNo.3のポストになります。当分野では研究者を目指す厳しいトレーニングをしたい人しか受け入れないと全員に話しており、特任助教の先生にも真剣に研究に取り組みたいという意欲的な大学院生にしっかり向き合っていただきたいと考えております。清水の教育ポリシー研究ポリシー、および教育に関するページに賛同する学生がやって参りますので、あらかじめ先生にもこれらのページをお読みいただき価値観の大きなずれがないかをご確認ください。

【公募スケジュール】

公募期間は2ヶ月間、10/18から12/20までメールで応募することができます。その後日程調整の上、オンラインで研究に関するセミナーを1月上旬にお願いする可能性がありますのであらかじめお含みおきください。

教授会等で審議の上、1月20日頃までに結果を通知します。採用者の先生には4月1日に着任していただく予定です。

【勤務地および待遇】

  • 東京医科歯科大学駿河台キャンパス (東京都千代田区神田駿河台2-3-10)、 在宅ワークではなく大学にいらしていただける方。
  • 大学敷地内全面禁煙
  • 特任助教:単年度契約(双方の合意があった場合には年度毎に契約を更新、最大5年間まで)。経歴によりますが、28才・4年制大学卒・博士号ありの場合の年俸額の目安は564万円です。将来的に「助教」にステップアップした場合には、任期3年 (任期毎にある再任審査に合格できた場合、最大3期まで)。
  • 本学の規定により研究者は裁量労働制で月~金8:30~17:15を基本とし各自の裁量に委ねられます。
  • 文部科学省共済組合健康保険、共済年金、雇用保険、労災保険いずれも完備

【正式な公募要項へのリンク】

連絡先を含め、正式な公募要項は下記のリンク先をご覧ください。ご一緒させていただけるのをとても楽しみにしております。